合宿の前から体調は不良でしたが、
前日に長年一緒に仕事してきた仲間の送別会に出席。
(ここは義理を欠けない大事なトコロ)
それが更に無理に輪をかけたようで
朝起きた瞬間に、「マズイ…」
血圧だけではなく様々な症状及び状況が
津波のように押し寄せて来るではありませんか。
(ちなみに長野の方にはわからないとおもいますが、
こんな隅田川の川縁に住んでいると、
津波が来たら、ほんとに終わりだな、と思います。)
お陰様で薬でパーティーが開けるくらいの
薬をかばんに詰め込むこととなりました。
(イマドキ危ない言葉遣いだ)
1日目は午後の練習は気力で持たせ、
超豪華な(注2)宿泊施設ペンションの夕食後は
座っているのがやっとの状態。
合奏していながらも血が下がっていくのがわかる…
マックスに体がきつかったのは2日目の午前中。
このまま貧血と低血圧で気が遠くなるかと、
次男のお守りを一手に引き受けて、託児室で床にへばりつきです。
午後から薬と気力で合奏の席には着いたものの、
午前中の「交響譚詩」(注1)は1つも弾けず、
一番合奏に出ないとわからない曲だけに
床の上でのたうち回っておりました。
注1:これはN響の演奏です。「伊福部昭 交響譚詩 第1譚詩」
これが2部のオープニングとは
恐れ入ったってかんじ。
人事みたいに思えるほど難しいんです、これ。
4/4、3/4、2/4、4/4って小節を連続させる意味とは何か?
ハープが弾いている音をセカンドが弾く編曲なのは誰の企みなのか?
(あっちは10本の指で弾いてるのに、こっちは弦の数さえ4組しかないってば!)
ま、普段きかん坊の次男は私の異変を察知したらしく、
託児室を貸し切り状態で
巨大積み木に、本に、すべり台にと
独りで黙々と遊んでくれて助かりました。
こういうときは普段何を言ってもダメなのに
自然と察知するのは、野生の感でしょうか?
そんなわけで私の合宿は
意気込みの割りには達成感30%以下という
悲惨な結果になりました。
写真を取る余裕もなかったのですが
今年から出来た(?)写真部隊がずーっっと激写してましたので、
練習風景並びに超豪華な夕食朝食の写真は
後日掲載します。